1979年に産声をあげたジャパンデニムの先駆者として知られる
『 STUDIO D'ARTISAN 』
その長い歴史とともに培われたノウハウは、
他のジーンズメーカーと一線を画す生産背景によって
生み出されている。
【染】
脱色したコットンの糸にインディゴ染料を含ませ
染色させる工程。
様々な手法があるがセルビッジデニムを作るために
多く採用されるのは『ロープ染色』という方法。
糸を束ねロープのように染色することから名付けられた。
【織】
一反で約50m。
木製のシャトルが左右に飛び交う旧式力織機で
デニム生地を一反織るには約24時間もの時間を要する。
しかし、仕上がりはハイテク織り機では表現できない
オールド感溢れる雰囲気の生地が仕上がる。
【裁】
決められたパターンに応じて生地の裁断が行われるが、
これも全て手作業。
昔ながらの裁断方法でジーンズに必要な各パーツの生地が
切り抜かれていく。
また、極力ロスのないように裁断することは
熟練した職人の経験が必要。
【縫】
旧式力織機を使用して織られたクラシカルな生地、
そして手作業で裁断された各パーツの生地を縫い合わせていくのは、
旧い工業用ミシン。ステッチひとつ細かなディテールであっても
仕上がりの雰囲気に大きく左右するのだ。
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